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首狩りの歴史
カテゴリ: フィリピンKalinga / テーマ: フィリピン / ジャンル: 海外情報
昨日も少し触れたがイゴロット族は首狩りの歴史がある。
日本でも戦国時代、晒し首というのがあったけれど、
それと同じような理由で、戦を長引かせない為、相手に戦意を喪失指せ
る為に行った見せしめである。
こうした理由から、イゴロット族=野蛮という風に思われているようだ
が、決してそんな事は無い。

ここで、イゴロット族とはいったいどんな民族なのか少し書いてみる。
イゴロット族は、古マレーの血を引いていて、
イスネグ族(Isneg)(アパヤオ族(Apayao))
カリンガ族(Kalinga)
ティンギャン族(Tinggian)(イトゥネグ族(Itneg))
ポントック族(Bontok)
イフガオ族(Ifgao)
カンカナイ族(Kankanai)
イバロイ族(Ibaloi)(イニバロイ族(Inibaloi))
ガッダン族(Gaddang)
まだまだ小さな部族も沢山あるけれど、
大きく分けるとこれらの部族の総称がイゴロット族ということになる。

これらイゴロット民族は、カリンガ・アパヤオ州、マウンテン州、イフガオ州、ベンゲット州、イサベラ州、アブラ州、ヌエバ・ビスカヤ州、イロコス・ノルテ州、ヌエバ・エハシ州など、他州に渡り住んでおり、言語も部族レベルで持っている。

さて、首狩りの歴史に戻ろうと思うが、これらの部族間でも差別というものが有る。
そういう現場に度々出会うのだけれど、今日はその事について書こうと思う。
ボントック族はボントック周辺の民族で、ボントック、ギナアン、マリコン、マイニット、タルビンなど州都であるボントック周辺に住んでいるのだけれど、
街に住んでいるという認識が強いせいなのか、
首狩りの事実をこう語る人が多い。
「首狩りをしていたのはボントック族では無くカリンガ族だ。」
ボントックミュージアムに行っても判るのだけれど、
首狩りはカリンガ族だけの風習では無い。
どうも、カリンガ族=野蛮というようにボントック族の人々は思うようだ。

こういった理由からなのか、ボントック周辺に滞在すると、
少し変わった風に感じる場面に出会う事が多かった。
僕は、カリンガ、ボントック族共に友人が多く居るのだけれど、
ある時カリンガ族のお祭りがあり、それに行く事になった。
当時滞在していたのは、ボントック周辺のギナアンという村で、
そこの友人に行かないかと誘ってみた。
すると、男性はあんな危ない所に行けないよ。
女性は、危険だし両親が許してくれないとの事。

又、ボントックの街ではカリンガ族が買い物に行く場所や、
食事をする場所というのは、やはり同族の店である事が多い。
長く市場に入っている飯屋でも、店同士が近いにも関わらず、
お互い話をした事が無かったりする。

首狩りの歴史=カリンガ族となる事をカリンガ族は非常に嫌い、
ボントック族も狩っていたのに酷い事を言う。
という風になるのである。

Edit / 2006.06.15 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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